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サルコイドーシスは、全身の様々な臓器(肺、リンパ節、皮膚、眼、心臓、筋肉、肝臓、神経など)で、正常な組織が異常な組織(乾酪壊死を伴わない類上皮細胞肉芽腫)に置き換わり、障害を起こすいまだ原因が不明の病気です。眼のかすみや視力低下、咳、湿疹、不整脈など、様々な症状を示しますが、多くは無症状です。そのため、健康診断で撮影された胸部レントゲン写真で偶然発見されることも多く、有病率は対人口10万人にあたり10人〜20人という稀な病気です。特定疾患いわゆる難病に指定されており、医療費の公費負担助成の対象になっています。発病年齢は、男性では20歳代と比較的若い年齢層にピークがあり、女性では20歳代と50〜60歳代の二つのピークがあります。一般的には予後は良好な、自然寛解も多い病気ですが、心病変が合併すると注意が必要です。ここではその心病変(心臓サルコイドーシス)を中心に解説します。 |
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